ブラッケンパワジーメン二ホンキギョウ

 社会人生活がはじまりました。

 この先異様にたくさんの壁にぶちあたると思うんですが、まずはじめの壁をここに記します。まあうすうす入る前から気付いていたことなんですが、集団に入れない。集団と化すことができない。個を捨てられない。集団の人間として集団と接せない。これ。昔からこれはそうでした。大学もそうでしたし。サークル入ってもすぐにやめますからね。集団の中での自分の立ち位置を確立できませんし、最適化をする人間なので自分が集団に必要じゃなさそうなら無意味な存在として押し黙るので、本当に存在感がない。これで別にコミュ障なわけでも人見知りなわけでもないからこわい。ただ個人として個人としか接せないという大きな壁に四面楚歌されているだけ。

 はやく研修を抜けたい。同期が散らばり、ひとりの人間として扱われたい。仕事がきつくてもいいからまずはそれ。個になりたい。それが今の夢です。舞城王太郎に会うことの次に夢。あとガンダムに乗る夢の次。