寝付けない

 ブログなんて時代遅れの産物ですよ。でもやります。

 なぜやるかというと最近文章を書かなすぎて脳が化石化している気がするからです。それと、いきなりこんなマイナーでスピリチュアリスティックな話をしても難ですけど、「思ったから書く」のではなく「書いたから思う」パターンがぼくの人生の重心だからです。書いて現実化しよう。あと今、寝付けないからです。アホほど寝付けない。

 ちなみにブログ歴は10年くらいです。飛び飛びだけど。実質中身があるのは5年くらいだけど。

 なんでぼくがブログから離れていったかというと、やっぱりツイのせいですよ。あれ楽に自己開示できるし自己顕示できるじゃないですか。でも楽すぎて書くべきではないことまで書いてしまうじゃないですか。こういうところまで書くと弱い人間であることが露呈するけど、でも実際そうじゃないですか。そして現に弱い人間だからこういう連なった文章ですらどことなくツイっぽく書いてしまってるじゃないですか。もうダメだよ。

 一時期はもう「ツイでいいじゃん。ブログはゴミ。ツイに呑まれるのが真っ当」みたいな開き直り方をしていたけど、やっぱりよくないなーと思うんです。ツイにはトレンドがあり、トレンドに吸収されるとぼくの個性がなくなるし、個性がなくなるとぼくがぼくでなくなるし、そうすると私以外私じゃないから困るわけです。まあそれほど深刻な話じゃなくても指針が消えると路頭に迷いますからね。

 自分のスタイルを取り戻したいです。この頃は何も書くことない日常だけど。

 ぼくはまだ大学生です。ぎりぎり食らいついて5年生をやっています。あと半年足らずで卒業です。学生が終わるなんて嫌すぎて現実感がないくらいほんわかっとしてますけど、たぶん悲しんでるんだと思います。今だって好きな時に寝て好きな時に起きていい生活ですからね。半年後に順当に社会人になったら許されないなんて信じられない…。とはいえそうなったらそうなったで順応しそうな自分もいるけど、でもとにかく今の方が時間的な拘束からは離れている。そうそう、自由な時間がたんまりあるにも関わらずやっておきたいことを実行に移せない想像力のない自分がそんなに好きじゃないわけなんだよね。自分のことが好きになれないって自分の生活を根底からグシュグシュにしていく腐敗性を持っている気がして、そういう嫌悪感が連なってこうやって深夜に寝付けなかったりするのかもしれないよね。説得力がないし本心で思ってもないけど。

 ちなみにたった今は10万円もしたくせにポンコツ極まりないsurfaceをかのぴっぴの家のデスクで打っています。かのぴっぴは爆睡中。色気も何もない服で眠っていて襲う気にもなれない。着ろとゆーに。この子とは付き合ってちょうど2年くらいです。ぼくらの関係は、付き合い始めて1年くらいはただのいちども喧嘩をしないで済み、1年経ってからようやく、喧嘩とまではいかないものの意見や気持ちの行き違いが増えてきました(とはいえ、はじめの1年は何の問題もなかったと思っていたのはぼくだけだったらしくて、ぼくの気付かないところでかのぴには思うところが多々あったらしい報告は受けたことがあるけど)。

 ぼくが人間に求めるのは、①プレゼン能力 ②自立心 ③想像力の3つである、という自分でも本当に偉そうなだなと思う条件があるんですが、それで言うと今のかのぴは3点中1点といったところです。当然こんな条件のクリア非クリアなんざ全く関係なく恋愛が進むのが内面の読み取れない魔が潜む人間関係のブラックボックスではあると思うんだけど、でも突き詰めていくと、この条件はまた後の方になって頭を覗かせてきて、それがぼくらの今の微かな問題で、結局、かのぴにプレゼン能力と自立心の2つが欠けていることが枷となっているんじゃないかなと思ってます。それは結局のところ、ぼくが「人間は基本的に孤独であるし、孤独でもうまくやっていける努力をするべきだ」という冷たい人生観を持っていることに帰責性が求められるかもしれない。当然、これは大抵の女の人が望んでいる優しさや父性や男性性からは離れていると思う。ぼくがいくら小手先で女の人に喜んでもらおうとするテクニックを実践していても、女の人が望むような懐の深いスタンスを構えていないことが問題になるのかもしれない。人間は孤独だからこそ理論的なプレゼンを行い他人を感化して繋がろうとするべきだ、というのは、もう女が男がを通り越して、案外人間にモテない理論なのかもしれない。当然、それが正しいか否かはさて置いて。だって女の人の感情に論理的な説明なんて通じないし。

 モテたいな~と思う。切に。

 脳の働きを無にして書くとこのようにうざい文章になってしまうのがよくない癖だけど、はやくもツイ脳からは少し離れられた気がする。タイピングもちょっと早くなったかもしれない。好きなことを書いていこうと思います。