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ロードバイク日記

 ロードバイクを買った。ColnagoのMondo2.0、17年モデル(黒)だ。初心者らしくエントリーモデルにした。ティアグラ搭載のアルミ製なのに15万円もした。でもすごくかわいく、またかっこいい。はやくも愛車となった。イタ車の愛車だ。カナダのサーヴェロやベルギーのリドレーもいいが、やはりロードといったらイタリアだ。おかげで預金残高は8000円になったが、こいつといっしょに生き抜く気概だ。

 はじめは同じくイタリアで新興ブランドのクォータのフルカーボンを買おうと思っていたけど、欲しいカラーがなかったからコルナゴになった。妥協しちゃったかと思ったけど、買って乗ってみると気に入るものだ。2日で50㎞くらい乗ったら両方の手に豆ができて、しかも潰れた。さすがに今日は乗れないかもしれない。

 プラモデルを作るのが昔から下手で、だからロードを解体して輪行とか掃除とか、正直あまりうまくできる気がしないけど、いろんな部分をやる気でカバーして、このブログをロード日記に変えていきたいと思う。

KOTODAMA ERAI

 凡夫にはオカルトとバカにされるが、ぼくが本心から信じていることを述べる。

 人間は、思ったことを言うのではなく、言ったことを思うようになる生き物だ。

 言ったことは真実になる。だから美しい言葉を使えば美しい思考になる。夢を唱え続ければ叶う。これが言霊だ。言霊はスゴイ。これは発言が嫌いだったり、何かを書くことが嫌いだったりする人間にはピンとこないことかもしれないけど、本当だ。だから言葉遣いには気を付けなければならない。

 沈黙は金という言葉は若干マイナス思考だけど、的は射ている。美徳とならない言葉を述べるくらいなら黙っていた方がはるかにましだ。ゆえに「歌うか、黙るか」の二択なのだとアンツォーネ(伊・詩人・哲学者:1358年~1391年)も言っていたんだ。まあそんな人物は別に存在しないんだけど、でも事実だ。

 美徳を口にし、噛み、飲み込め。食事をする器官と言葉を発する器官が同一なのは偶然じゃない。口にした美徳はいずれ内臓になる。内臓が血を作り、血が体を巡る。美徳の健康志向だ。あと添加物と保存料を使った食事はできるだけ避けろ。体の中から美人になるんだ。言霊とおいしいごはんでモテモテ魂のエンジョイを目指そう。

 

最後にたっぷりの厭世観を加えて完成

 人間が嫌いになってきた。

 ツイのせいで厭世観が育まれている。本当に育まれていて困っている。げきおこ。

 東浩紀とか宮台真司とか津田大介とか、そこらへんの著名人の有益な情報だけピックアップしたいのに、否が応でも下水道レベルのクソリプを平然と送る日本人を大量に目にするハメになる。彼らがヴォーカルマイノリティーであり、黙っている多くの人間は良識に溢れていると信じてもいいけど、そういう気にはなれない。なんだかかなりの人間が自分と相手の距離を測れない本当の意味でのコミュ障なのではないかという気がして、生きる気力がうしなわれていく。

 教育が悪いとひとことで済ませたい。まともな親にまともな教育を受けていないから、面識のない人間に失礼なことを言ってはいけないという常識を知らないだけだと言いたい。あるいは、臆病な民族とも言いたい。顔を合わせず、素性すら明かさない状態だと勝ち気で狂暴になる残念な種族だと言ったら楽だ。でもそういってもなんの解決にもならない。コミュ障の子供はコミュ障になり、臆病の子供は臆病になる。

 結局、どうしようもなくて、同時に大きな問題に直面するとやるせなくなるんだろうと思う。これだけの人間がこれだけ常識を知らないんだ、という事実に直面するととんでもなく脱力する。失礼なリプを送る人間だけじゃなく、リツイートでまわってくる他人に文句ばかり言う人間や、たいしたことないのに愚痴ばかり言う人間はTLに溢れる。人間の知りたくない部分まで見せつけられる。

 人の心の内側なんて知らない方がよかったんだろうと、この数年くらいで痛感したわけだった。

ロボット評価

 ぼくは本当の意味での議論が好きなのでけっこう議論をふっかけるタチなのだが(ちなみに本当の意味での議論好きとは、勝ち負けなど存在せず、単に相手に広い意見を知り互いに近づこうと努力する行為を指す)(ほら成人として並のコミュ力あるからそこらへんしっかりしてるんだよ)、そうしてる時に彼女によく言われることがある。

「そんなに理屈のみで説明しようとすると、(せっかく人間なのに)ロボットの下位互換になっちゃうよ」

 この意見の裏を追っていくと、どうやら「ロボットというのは画一的な意見しかできず、また人間に必要なある種のブラックボックスが存在しない、ロマンのないもの」と分類できるらしいが、人間であるぼくがそれを目指そうとすることはお門違いであるし、同時に空しいといえるそうだ。

 そんなばかな…。けっこううろたえた。ぼくほど人間をよく理解しようとし、同時に人間味の溢れる存在も中々ないと思う。

 ぼくの言う理屈というのは、あくまで人間が幸せになることを目的とした意見であり、また人間性の上に成り立つ理論は須らく正しいという確信によるものでもある。つまり人間性と論理を切り離して考えようとしていない。近代化は少なくとも世界史で言う昔よりは良くなったと思うし、近代化を育んだ最低限ロジカルな考えというのは人間が適切に生き抜くために必要なものなのだ。と、そんな風な反論はうまく説明できない気がした。

 もしくは、逆にいえば、ロジカルでない人間性というものは人間性と呼べないと言っていいし、また人間味のあるロボットがもし存在したなら、それはロジカルできない人間よりは遥かに人間味を持つとも思う。この時の人間味というのは良識のことだ。「人が人を傷つけるのはよくない」という人間性の上でロジックを組み立てる、自生し繁殖する知的生命体が生まれたなら、それはロジカルに従えない人類よりは、少なくとも先立って生きていくべきであると感じる。

食べ食べマン

 最近、身の回りの人たちが体を壊してきた。

 もちろん還暦を越えてる親父と20代半ばの自分を比べても仕方ないから、同世代の友達を指す。けっこう軒並み太ってきたり、体のどっかがおかしかったりするらしい。高校を卒業して8年近く経つけど、たった8年でこれなんだったら10年後20年後はよくて白骨死体になってるだろう。

 原因はわかっている。食生活。

 なに食ってるのか聞いてみると大体がカップラーメンだったり家系ラーメンだったり豚骨ラーメンだったり普通のラーメンだったりサービスエリアのラーメンだったり、なんでこいつらラーメンしか食ってないんだ?という有り様。ダメだこりゃ。そりゃ肥満体になるし視力も落ちるし階段をのぼっただけで妖怪みたいな見た目にもなる。

 ところでぼくが人のこと言えるのかというと、割と言える気がする。

 ぼくは結構健康志向だ。

 ぼくの大好物はミューズリーで、しかも金のかかった豪奢なミューズリーを作る。ぼくが買っているフランス産の有機シリアルハイファイバープレミアムは480gで1000円弱する代物で、でもその代わりにアホみたいに美味いし、アホみたいに体に良い。どれくらい体に良いかというと、食べてる時に体に良いものを入れてる実感が湧くレベルで良い。というのは言い過ぎなんだけど、でもとにかく最高だ。原材料は有機オート麦フレーク、有機レーズン、有機小麦フレーク、有機ひまわりの種、有機小麦ブラン、有機ナツメヤシ、有機アプリコット、有機ヘーゼルナッツ、有機アーモンドといった感じで、なんでどいつもこいつも頭にしつこく有機ってついているのか不思議でたまらないけど、でも体に良い感じは伝わってくる。

 そう、何を隠そうぼくは原材料確認マンだった。保存料や添加物が入っているものが、なんというかすごく好きじゃなかった。これは本当だ。何を買うのも原材料を見るし、たとえ値段が2倍3倍になろうとも、原材料がシンプルな方を買う。それによってお金がなくて屋根のある家に住めなくなったとしても、原材料が偉大な方を買い続ける。これは大きな声で言うとサブカルクソ野郎的な雰囲気を纏い始めるから小さな声で言うけど、ぼくは原材料を気にする。

 というのも、話の脱線になるから二文で済ませるけど、最近はあまり科学調味料を使ったものを食べると気持ち悪くなるからだ。本当に食べた後に得も言われぬ気持ち悪さが混みあがってくる。

 とにかく、ミューズリーはそんなものを買って使う。しかもこれに冷凍ブルーベリーを入れる(原材料名:ブルーベリー)。で、かけるのはヨーグルトではなく明治おいしい牛乳。ぼくは商品名に縛られる類の人間なので、おいしい牛乳と書いてるのだからおいしいと信じてそれをかける(原材料名:牛乳)。さらに上からはちみつをかける。商品名は「世界遺産シュンドルボンの純粋はちみつ」だ(原材料名:はちみつ)。そして最後に、少量のフルーツグラノーラを使う。これはカルビーの厳選素材フルーツグラノーラというやつだ。原材料名は……全粒オーツ麦、シリアル(コーングリッツ(非遺伝子組換え)・砂糖・麦芽エキス・食塩・ぶどう糖果糖液糖)、植物油脂、ドライフルーツ(レーズン・バナナ・イチゴ・クランベリー・リンゴ)、砂糖、米シリアルパフ(米粉・小麦粉・砂糖・麦芽粉・食塩)、シリアルパフ(コーンフラワー・小麦粉・米粉・砂糖・食塩)、ココナッツパウダー、水あめ、オーツ麦パフ、糖蜜麦芽エキス、ぶどう糖果糖液糖、食塩、蜂蜜、ぶどう糖、キャラメル、デキストリングリセリン、重炭酸Na、ピロリン酸鉄、トコフェロール酢酸エステル、香料、ビタミンC、ナイアシン、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB1、鉄、乳化剤、ビタミンA、葉酸ビタミンDビタミンB12、(原材料の一部に大豆を含む)。

 そう、このフルグラだけ実は色んな添加物が入ってる。だからほんの少ししか入れていない。本当だ。本当に少ししか入れてない。だってこれ入れるとスゲー甘くなるんだ。でも少しなんだ。だからぼくはまだ自然志向マンと言えるだろう。ぜひそう呼んでくれ。頼む。

 で、まあ、フルグラの件はともかく(その内フルグラも有機系しか使ってない奴に替えるし)、このレシピのミューズリーはめちゃくちゃうまい。そりゃこれだけ金がかかってるんだから当然かもしれないけど、とにかくうまい。ぜひ一回作ってみてほしい。日ごろアホみたいにうまいものしか食べてないぼくが言うのだから間違いない。

 この他にもぼくは原材料名にこだわったものしか採らない。しか、っていうのは大嘘だけど、家で食べるものは大抵こだわり原材料名だ。たとえば焼き芋(原材料名:芋)、イタリアンローストコーヒー(原材料名:コーヒー)、鹿島の手揚げもち(原材料名:もち米、植物油、食塩、調味料)、カマンベールチーズのはちみつ焼き(原材料名:チーズ、はちみつ) こんな具合に。コーヒーについては、最近の科学部門でも体に良いかどうか賛否両論だけど、ぼくはこんな美味いものが体に悪いわけがないと信じているのでたぶん大丈夫だ。

 ところで、男にはロックな生き方というのがある。まあ女にもあるんだけど、ぼくは性差別主義者ではなく厳格な性区別主義者なので、ここは男と言っておく。

 ロックとはカッコイイという意味なので、ロックな生き方とはカッコイイ生き方のことを指す。そしてロックとは顧みないことだ。ある程度自棄することだし、ある程度思考しないことを指す。だから若い男のくせに体にいいものを選別して食べることに喜びを感じる人間はロックではないといえるし、ロックではないのはかっこよくない。

 だからまあ、自然派の食事ばっかり採る男はカッコ悪いので、特に真似する必要はない。添加物たっぷりの食べ物に保存料たっぷりのマヨネーズをぶっかけて食べる方がロックで、それで早死にする方がかっこいい。ただそれで肥満体系になってしまうのだけはダメだ。肥満でいてかっこよく佇むのはものすごくテクニックがいることなので大抵の人間には不可能だ。

 結局、ジャンクフード食べまくってても痩せている人間は1番かっこいいわけである。

ニューダンガンロンパV3 クリア感想①

 5日前にクリアはしたんですが色々あってすぐには書けませんでした。

 なにを差し置いてもまずは自分の感想から書こうかと思っていたんですが、ちょっとネット上のV3の感想の荒れ方を見ていたせいで本当に嫌気が差してきてしまいました。あのオチで白銀つむぎの言うことが全部本当であると思ってAmazonレビュー☆1をつけるような人間達と同じ世界で呼吸しなきゃいけないと思うと心底辛いです。その理由を書いて説明しなきゃいけないのもつらい。コードギアスが完結した後に、当然ルルーシュは生きているということの説明をせっせと書くハメになった時を思い出します。

 なのでそこだけ書いてこの記事はすぐにやめましょう。

<つむぎの嘘>つむぎの言うことの裏付けには、何よりも最原や赤松、百田なんかが受けていたオーディションの映像がキーになります。「あなた方はダンガンロンパのファンであり、望んでこのダンガンロンパの世界にやってきた」という主張こそが最原たちの心を折るための核であったはずです。それと矛盾するのは何よりもプロローグの赤松と最原が言っていた「確かに誘拐された」という言葉。つまり望んでダンガンロンパ53のゲームの登場人物になりにきたなんていうことはあり得ないわけです。なにより、初めに集合した中学の制服を着る16人の中には白銀つむぎ本人もいます。もしつむぎが運営サイドの人間なら、あそこから記憶を上書きするのに揃ってあの中に混ざる必要はないし、同時に演技する必要もないわけです。つまりこの点からつむぎも被害者のひとりと考えられます。

 また、記憶の操作については思い出しライトとそのセットアップ機が登場するのでわかるのですが、人格の操作に関しては何の情報も道具も出てこないので、そんなことは不可能であると考えて見た方が自然です。その証明にプロローグ→本編の変化にかけて登場人物の性格に変わったところは出てきません。つまりオーディション映像に出てきた人間は捏造と考えられます。ではどうやって捏造したか?これこそがつむぎのコスプレであると推測できます。

 そもそもEP1からつむぎのコスプレは実在の人物にはできないという前提が立てられ、歴代のダンガンロンパのキャラクターのコスプレができるのも彼らがフィクションだからという論が立てられましたが、逆にいえば、その「つむぎはフィクションのキャラクターでないとコスプレできない」という点が嘘だとすれば、ダンガンロンパはフィクションであるという点も覆せますし、同時に現実のキャラクターである最原や赤松のオーディションを模せたことも、苗木や日向のコスプレができたことも辻褄が合います。

(赤松の服を着てぶつぶつが出たことについては別の理由があるんでしょう。「ほかの人の服を着ると蕁麻疹が出る」とかなんでもいいですが、つむぎとしてはそこさえ誤魔化せれば後のことはどうとでもできますよね)

 だから何が言いたいかというと、少なくともオーディションの映像が嘘であるなら、それ以外の様々なこともつむぎの嘘であると疑えるということで、盲目的にこれまでのダンガンロンパのストーリーはなかったのだと信じてしまうことには到底つながらないということです。「嘘」がテーマであるV3は常にそこから先が何かはわからないように作ってきましたが(王馬に象徴されるように、どこまで嘘かわからないことが嘘の本質である)、だからこそ百田が最原に伝えた「何を信じるかは自分次第」という言葉が響く、テーマとしては非常に一貫した話作りだったわけです。

 なにか間違ったところがあればコメント頂けると嬉しいです。

ニューダンガンロンパV3 EP3、EP4、EP5クリア

 今更だけどEPじゃなくてCHAPTERかな。でもなんでもいいや。

 今はもう6章の裁判前なのですが、その前にEP3~EP5についてやんわり残しておこうと思います。

<EP3>解放されるエリアの雰囲気がその都度違うらしく、禍々しいEP3の階層は気に入りました。今回の超高校級の研究教室っていうのはいいアイディアでしたね。新しく開放される場所にある上にそのチャプターの雰囲気も決められるので。トリックの方はまさかの見立て殺人らしいと聞いて歓喜したのですがどうやら違いました。アンジーの現場の蝋人形、あれどう見たって転子の方のかごのこの見立てだと思ったんですが…。このEP3はこれまでの中だと一番手は抜いていた回みたいですが、それでも散らばる謎が不気味さに溢れていたのでぼくとしてはよかったと思います。ただぶっ刺した日本刀を回転させて錠をかけるっていうのは本心からどうかと思う。是清くんについてはまあどっかのタイミングで絶対に死ぬ感は溢れていたので別に犯人になろうが殺されてようがどうでもよかったんですが、まさかのコロシアイ参加前から殺人鬼設定だったとは…。これで星くんとハルマキ含めて16人中3人が殺し経験済みだったとかV3やべえなって思いました。物騒すぎる。二重人格設定についてはお粗末はお粗末だし、「アンジーの方はぼくが殺したわけじゃない」っていう裁判上盛り上がる展開については、「殺したのはもうひとりの人格の方」ってあるあるネタかと思いきや単なる嘘だったのが残念です。まさかのクロ2人からのおしおきは1人で次のエピソードに持ち越しかと思ったら、これまで通りEP3の慣例に則りましたね。是清くんのおしおきはかなりのダンロン2感がありました。皮肉としては、結局本物のお姉さんの精神はエゴまみれの人殺しの弟なんか欲していないってことなんでしょうね。モノダムの自殺も、結局自分が愛されていないことを嘆くという意味でダブルミーニングだったのは素直に良いなと。お姉さんも霊なのに平然と塩持ってるのはどーいうことなんだろうと思いましたが、まあ触れないどこ。ちなみに、EP3引きの王馬くんの顔がマジで怖くて直視できない人ってどんくらいいたんですかね。色々なものに体制のあるぼくですら(やべぇなこいつ…)って唾を飲んだので本当にやばかったと思うんですよね。そしてこっからはずっと王馬くんのターンです。いよいよ話が進んだなという実感がわきます。

<EP4>悲しみのゴン太回。正直赤松さんよりも悔しがるプレイヤー多かったんじゃないかって思います。だってV3始める前はまさかゴン太に癒しを求めるハメになるとは到底思ってなかったですからね。ぼくもゴン太には愛着がわいていたので残念でした。ダンロン2に続き変則舞台でコロシアイを行ったのは好感でした。しかも今回は新世界プログラムの言葉も出てきたので既存ファンにとっては興奮モノです。でもトリックの内容としてはV3内どころかダンロン史上一番推理しやすかったんじゃないでしょうか。個人的には入間ちゃんが殺す気で呼び出したわけではないっていう推理まで欲しかったんですがそこは叶いませんでしたね。でもダンロンV3は特にストレートに殺す気を持った人間が少ないので、入間ちゃんの「へへっ…わりいな…」とか言いながらエモノを懐から出すシーンは欲しいところといえば欲しいところでした。しかし王馬くん、もし入間ちゃんが犯人だったら裁判の時に核心に迫る証拠が何も出てこなくて大変だっただろうと言ってましたけど、入間ちゃんの性格上少し問い詰めたらいくらでも出てきたと思う。それと、ゴン太の絶望についてはどうなんだろうとさすがに首を傾げました。まあ、虫も死滅してる世界じゃゴン太も絶望するのか?とは思いますが、でもお前の研究室にアホほど虫おるやん、と。でもこれについては他のメンバーについてもそうですね。自分が人類最後の人間とかだったら絶望するのもわかりますが、君たちは同世代の友達がたくさんいるやん、とか。これはぼくが想像力のない人間だから思うことなんでしょうかね。まあいいや。ゴン太のアルターエゴが出てきた時は(まさかのアルエゴ皆勤賞)生身のゴン太が死んでもこのアバターの方のゴン太が残ればとりあえず癒し枠は残るやん?よかったよかった、とか思ってたんですが当然のように一緒におしおきされていて悲しくなりました。こっちもかなりダンロン2っぽい内容でしたね。むしろモノファニーのがエグい死に方してるじゃん、という熱いツッコミ。モノファニー、実は最後の一匹まで残った上でモノミであるというオチがくるかと思ったんですが全然そんなことないっぽいね。記憶の彼方においやろっと。

<EP5>単純にロジックでだけいえば最も入り組んでいましたんじゃないかと思います。伝説のダンロン2EP5と比べても、意外性以外はこっちの方が組まれていたくらい?王馬が黒幕ではない、というところからわかりやすいところから発展して王馬のきちんとした動機を描き、さらに王馬の嘘つきとしてのキャラも昇華するっていうのは並大抵のことじゃないですよね。ある意味では超高校級の総統ゆえの動機と死因といえるので、狛枝と同じく自分の才能をトリックに組み込んでるともいえるかと思います。とはいえ王馬はトリックの直接のワイダニットにしか過ぎず、狛枝はフーダニットとハウダニットにまで影響した点からやっぱり別格だとは思うんですが。若干脱線しました。個人的には「このせかいはおうまこきちのもの」もメッセージは恥ずかしいことにわからなかったので好きでした。EP6で回収されますが、ここから当然もう一段回持ってくるにせよ、中間地点に王馬の黒幕ブラフを絡めるのは職人技ですね。トリックと裁判については、被害者がわからないゆえに犯人もわからないが、どちらかが絞り込めれば必然的にもう片方も出るというロジックを使った最後の逆転劇、そこからさらに嘘をついて真実に辿り着こうとする、という展開は素晴らしいです。さらにさらに百田くんのおしおきで懐かしの宇宙旅行を出してくるのもにくいです。こういう回収は本当に中々できないですよね。思えば超高校級の宇宙飛行士という時点で、もしおしおきが存在するならあの宇宙飛行であるってのはすぐにピンときていいはずですが、見るまで失念していました。そこから「ただでは死なない」百田くんのキャラクターも回収して終わり、という大満足な展開でした。…って書いてると大絶賛なので、たぶんかなり気に入ったんだと思います、EP5。ダンロン2のEP5と比べるのも野暮ですけど、いつか並べてどっちの方が完成度高いか比べたいですね。

 で、蓋を開けてみれば王馬がEP4EP5の2回連続で犯人みたいなものなんですが、どっちも直接は手を下さないあたり、そこも超高校級の総統っぽいなと思いました。EP6の裁判前までずっと面白ったV3ですが、ひとつだけ難点をいうなら素直にぶち殺すと思って殺しの計画を立てる人間が少なかったってところですかね。特にゴン太と百田はとばっちりもいいところなので…

 と書いて思いましたが、それはダンロン2も同じだったかな?つまり結局本当の本当にギスギスしていたのは無印の78期生くらいだったかも。EP4のさくらちゃんの自殺回ですら葉隠とか冬子ちゃんとかが後頭部思い切りぶん殴ってたし。あいつらがとんでもないだけで、普通はコロシアイが起きる動機なんかこんなものかもしれないですね。

 ではまた全クリしたら書きます。